高校野球ドットコム×TVアニメ「ダイヤのA」スペシャルサイト連動企画「ダイヤのA」キャストインタビュー第1弾【2】
2013.10.19

アニメ「ダイヤのA」、キャストの皆様へのインタビュー企画。第1弾として、沢村栄純役の逢坂良太さんと御幸和也役の櫻井孝宏さんへのインタビューを配信中!前回は入門編ということで、声優というお仕事について伺いました。そしていよいよ今回は、栄純と御幸について自分と似ているところはあるのか?そして相手のことをどう思っているのか?キャラクターの魅力をたっぷりと語っていただきました。
―前回、声優さんはキャラクターをしっかり理解することが大事と伺いました。では、今回ご自身が演じているキャラクターは、どういうキャラクターだと思いますか?似ているところはあったりしますか?
逢坂 好きなことに関しての集中力や、努力をするところは似ているかな。熱血を絵で表したようなキャラクターなので、演じていて、こっちまでだんだん楽しくなってくる。栄純のファンになっていくんですよ。元気をもらえるキャラクターだと思います。
櫻井 御幸は天才捕手です。キャッチャーって難しいポジションだと思うんです。でもそこに彼の性格がとてもうまくマッチしている。難しいことを簡単にやってのけていてカッコいい。ちょっと出来過ぎですけどね(笑)。彼の意地悪な所はもちろん、いたずらな所や子供っぽいところもあって、そこがこのキャラクターの持ち味だなと思います。
―櫻井さん自身もそういうところはあるんですか?
櫻井 僕も意地悪ですね(即答)。困っている人を見ると、たまらない気持になります(笑)。それはさておき、キャッチャーは、相手を分断し心理的な駆け引きをするポジションじゃないですか。相手のウィークポイントを見抜いて、そこを突く。これは彼の性質にはもってこいですよ。
―お互いのキャラクターについてはどう思いますか?
逢坂 御幸は、栄純にとってはなくてはならない人です。成長するためには、絶対いてほしい人。そもそも御幸に球を受けてもらいたくて青道に入ったようなものなので。イライラはするんですけどね。でも野球のことに関しては真面目に取り組んでいるので、そういうところが良いなと。飄々としているのに、中身がカッコいいところも良いなと思います。
櫻井 栄純は自分に正直なので、わかりやすいですよね。もともと良いものを持っているのに生かし切れていない、という所も、素直で真っ直ぐな彼の性格につながっているのかな。まだまだ発展途上で、一生懸命あがいている姿が、その先を見たいと思わせてくれる。これが、御幸にとって興味の対象である沢村栄純の魅力だと思うんです。
冷静に分析が出来て、人間を見極めることも出来る御幸にとって、期待以上の何かを見せてくれたり予想を裏切ってくれる栄純の存在は、結構刺激的だとと思う。沢村栄純は、御幸にとってとても面白いピッチャーなんじゃないかな。グランド以外の部分も含めて。あんなに転がして面白いキャラクターはいないですよ(笑)。みんなに愛されるひたむきさがあるんだろうな。
逢坂 そうなんですよ。愛されるんです!ブルペンから味方によく叫びますけど、決して貶したりしないんですよね。「いつでも代わっていいぞ!」は言うけど、「打たれろ!」は言わない。良いやつなんですよ!(笑)
栄純のファンになり、御幸のカッコよさに惚れる真っ直ぐな逢坂さんと、しっかりと分析する櫻井さん。むむ、すっかりキャラクターが出来上がっています!
さあ、次回はそれぞれ作品の好きな場面を聞いてみます!誰もが納得の名場面か?それともマニアックな場面が出てくるのでしょうか?次回もお楽しみに!