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高校野球ドットコム×TVアニメ「ダイヤのA」スペシャルサイト連動企画
アニメプロデューサーインタビュー【1】

2013.09.07

ダイヤのA

 今回は、アニメの制作現場と私たちをつないでいるプロデューサー、服部さんと黒澤さんにお話を伺ってきました。アニメ制作にあたってのお話はもちろん、声優さんの決め方や、細かく作りこまれた野球用具の設定資料まで見せていただいちゃいました!なかなか知る機会のないアニメ制作の現場の生の声を、ダイヤのA特設応援サイトで毎週ドドンと公開予定です。お楽しみに!

―アニメを制作するときに、一番大事にするポイントってどこですか?

黒澤 原作のあるもので、ずっと読んでいるファンがいらっしゃる訳です。まず、その人たちが何を喜んでくれるのか、というところが1番ですね。

服部 そうですね。やっぱり原作のあるものはファンが見てどう思うかは気になるし意識はします。

黒澤 今回は、寺嶋先生にもずいぶんご協力いただいているので、それをたくさん汲み取っていくことが、ファンの方にとっても一番いいことなんじゃないかな、と思っています。あとは、現場サイドの意見になってしまうんですけど、作っていくうえでモチベーションが保てる作品にしたい、というのはありますね。作り手がやっていて楽しいと思える内容のものを作っていく。これが2番目のポイントですね。

服部 そうですね。長い期間のことになりますので、モチベーションを上げるのは大事ですね。だからネットやなんかの反響はもちろん、知り合いや友達の声なんかも気にしますよ。僕、今までは深夜の作品を担当することが多かったんですけど、今回は日曜の朝8時30分という健全な時間帯に放送されるので(笑)いろんな反響があるだろうなと。実は音響監督をはじめ、メインスタッフのお子さんが少年野球をやっていたりするので、そういう人たちからの反応ももらえるんじゃないか、って楽しみにしています。

黒澤 いい内容でも悪い内容でも、皆さんの声が聞こえてこないと不安になるんです。「楽しい!面白い!」でも「ちょっと違う…」でもいいので、反響は欲しいですね。でも、逆にその声を意識しすぎちゃうと、ブレちゃうんです。現場がブレてしまうと、見ている方にもわかってしまうんですよね。現場としては、自分たちが描きたい『ダイヤのA』はこうだ!という信念も持っていないといけない。作品の方向性を見失ってしまうのは怖いので、ある程度フィルターをかけたりシャットアウトしながら…でも反響は知りたい!(笑)
そのあたりのバランスが難しいですね。

服部 あと、漫画って自分のペースで読めますけど、アニメは強制的に30分間流れちゃうんですよね。それを見てくれた方が「押し付けられている」という印象になってしまうと厳しいので、そこはいつも気を付けています。

黒澤 怖いけど、楽しい仕事ではありますね。

なるほど。ファンを大切にしながら、自分たちも楽しんで作品を作る。良いモチベーションを保つことで、良い作品が生まれるんですね。まだまだお話は尽きません。次回もお楽しみに!

「ダイヤのA」既刊案内

講談社コミックス
ダイヤのA act2(2)

定価(税別) 429円
発売日2016年02月17日発売
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