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【人物紹介】
　稲城実業高校出身のOB。野球部を甲子園に連れて行くために雇われた職業監督。栃木県馬原高校を、わずか5年で甲子園ﾍﾞｽﾄ8にまで導きその実績を買われ、10年前に母校稲城実業高校野球部監督に就任。春夏通算14回の甲子園出場実績を誇る。
　実績ある監督の元には多くの選手が集っている。そして誰よりも選手の成長を願っている。
首を左右に振りコキコキ鳴らす仕草をみせることがあり、仏頂顔で、非常に貫禄がある。

　成宮 鳴が1年夏の甲子園で暴投して敗北し、寮にこもりきりになった際には、「このグランドに闘志なき者は必要ない」と言い、時にこうした厳しい発言をする。
　原田 雅功の代では、夏の予選西東京大会決勝戦で青道高校との死闘を制し、2年連続の甲子園の切符をつかんだ。そして甲子園では16年ぶりの決勝へと導いた。決勝戦では南北海道代表巨摩大藤巻高校に延長14回サヨナラ負けを喫し、準優勝に終わる。